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外資系生命保険会社で約15年営業してきたプロが普段言えない保険の秘密をこっそり書きます。本当に必要な生命保険とは何かが分かると思います。
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最近だいぶ認知されてきたインターネット販売型の保険。
実はこれ相当お得だと思います。

保険の加入経路は主に直販(営業の人が対面販売する)とネット通販に分かれます。
ネット通販専門の保険会社もあれば、同じ会社の中に両方の販売チャネルを持つ会社もあります。

ネット専門の会社は別として、この両方の販売方法を持つ会社の場合、同じ保障に加入するなら当然ネットのほうが安いです。

なぜかというと答えは簡単で、保険料の仕組みにあります。
保険料の中身は純保険料付加保険料に分かれます。純保険料とは簡単に言うと日本人の死亡率をもとに割り出された保障に充てる保険料です。何歳の時には何パーセントの死亡率だからこれくらいの保険料を徴収すれば保障を支払えると計算した金額ですね。これは生命表という各社共通の数字を基に計算されているので金額に差はありません。これが今話題の「保険料の原価」と言われてる部分です。

それに付加保険料をプラスして保険料が決まります。付加保険料とは経費部分や儲けの部分ですね。
当然社員の給料や手数料も含まれます。
お客様が支払う保険料の中で付加保険料の占める割合は、直販経由で加入する保険はなんと5割前後のところもあるとも言われています!

そうです、ネット経由で販売されている保険はこの付加保険料の割合が少ないのです。大きな差は営業の人に支払う手数料があるかないかです。

さあここで考えるのは営業の担当者の価値です。何しろ同じ様な保障内容でも保険料が違うんですから。
確かに優秀な人が担当者になってくれたら手数料分高くてもその価値があると、私は思います。
しかし他でも書いたように本当に優秀でお客様本位の営業の人って少ないんですよね。
まあどんな人が信頼できる優秀な人かというのは別のところで書きますが、私なら自分で必要な保険をネットで見つけたら間違いなく安いこちらを選びます。
手続き(保険金請求など)なんて営業の人に連絡してもカスタマーセンターに連絡しても同じです。もちろん保障内容も同じです。営業の担当者を通して請求すればさまざまな給付金を受けやすいなんて話をよく聞きますがそんなことはありません。むしろあったら大問題ですよね。

みなさんは保険のことをよく知らないので知り合いの担当者がついたほうがいいと考えるのかもしれませんが、20年30年と保障が続く中で何人の担当者がその会社に居続けるでしょうか?結局担当者が知り合いだからという理由で高い方を選んでも、何年か後には担当者は退職してしまいネット型の保険に入っているのと似た状況になる確率のほうが高いと思います。
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保険業界でおよそ15年培った知識をこっそりお教えすることで、皆様が本当に良い保険をご自身で選んでいただく為のお手伝になれればと思っています。
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